浜松から東海道線で東に向かい、天竜川を渡ります。
川を渡った先は磐田市。この付近はかつては、遠淡海国と呼ばれてました。その後、遠江国とも。これは、中央に近い琵琶湖を近淡海と呼ぶのに対して、浜名湖を呼び習わしたものです。
東海道の28番目の宿場である見附宿のちょうど真ん中に、今回の目的の淡海國玉神社は鎮座しています。真っ白い鳥居が印象的。
標柱には「遠江国総社 淡海国魂神社」とあります。「総社」とは、国の中にある神社を合祀した神社であり、平安時代に国府の近くに作られたようです。国司として国内全ての神社を回るのがしんどいので、一箇所にまとめて一気に参拝しちゃおう、ということなんでしょうか。
手水舎にある神紋は「州浜紋」ですね。
神門にある紋は「亀甲に剣花菱」。出雲大社と同じ紋です。大国主命を祀る神社でよく見られます。
神紋をくぐった先に、拝殿があります。